こんにちは、なおです。
子どもたちが学校に行き始め、改めて「学校」という場所について考えることが増えました。
今日はこんな学校だったらいいなと妄想したことを書いてみたいと思います。
もくじ
住んでいる場所に囚われない自由校区
今は、基本的には住民票の置かれた地区の小学校に籍が置かれるようになっています。
これを本人が希望するなら、どの学校に通ってもいいことにします。
途中からでも簡単な手続きで転校はできます。
理由は、やはり学校にはそれぞれのカラーがあるからです。
校長先生をはじめ、その学校にいる先生方によっても、学校の立地など、様々な要素が合わさって学校のカラーは変わってきます。
たまたまそこに住んでいるというだけで、学校を決められることになると、そのカラーに合わない、馴染めない子どもはそれだけで、いきなり息苦しくなります。
なので、合わない場所からはすぐに逃げることかできる、自分の意思で変えることができるようにします。
全国的に共通なカリキュラムはIT技術を生かして、同じレベルの授業を受けられるようにする
漢字や計算、暗記するものなど、答えが決まっているものはタブレット端末などで、練習や答え合わせができます。
ゲーム形式でもいいし、映画のようにしてもいいのですが、子どもたちが楽しく知識を得ることができるソフトを全国統一で作ります。
新しくディスカッションやミッションに取り組む時間を作る
ひとりでもできる勉強はIT技術に任せて、子どもたち同士でのディスカッションや、長期ミッション(例えば、バザーでお店を出す、自分たちのオリジナルブランドを作るなど)に取り組む時間を作ります。
今の学校は、とにかく先生の言うことを聞くということが一番です。
そして、常に正解を求められているように感じます。
ここでは、子どもたちが意見を交え、たくさん失敗したり、違う考えをぶつけ合うことができます。
チームは異年齢の縦割り
ディスカッションや長期ミッションのチームは異年齢で構成します。
性別も分けたりしません。
自分でどのチームに入るか決めることもでき、途中変更も可能です。
低学年の子どもは高学年の子どものことを見て、様々なことを学びます。
自分より少し何かをできる存在というのは、子どもにとってとても魅力的です。
また、高学年の子どもにとって、低学年の子どものことを考えることも、大きな成長の糧となります。
[kokoku1]先生は見守る存在
ここでは、先生は見守る存在です。
なるべく手出しをせずに、見守ります。
子どもの力や気持ちを感じとるスキルを持った大人がここで、成長を見守り、人間関係などで困ったときやトラブルがあったときに必要な手助けをします。
そして、それぞれのミッションに、内容に応じて専門的な知識を持ったアドバイザーを招きます。
常駐しなくてもいいので、現役でバリバリやっている人に技術的なことや専門的なことを質問できるようにします。
問題が起こった時は専門機関に相談できる体制を作る
弁護士や警察、ソーシャルワーカーやカウンセラーなど、第三者的な専門機関にすぐに繋がれる体制を作ります。
学校で起きた問題は、学校内で解決しているのが現状だと思いますが、いじめや先生によるハラスメントなどは、学校内ではなかなか解決しません。
なぜならみんなが当事者になる場合が多いから。
問題が起こった時、最終的に責任者になる立場にある校長先生にとっては、問題を小さくした方が都合がいいのです。
担任の先生にしても同じです。
問題を認めて対応するより、ないことにしてしまった方が楽です。
もちろん、そんな先生ばかりではないでしょうが、今の学校は、外からは見えづらい空間です。
その中で、問題が起きても解決しにくい体制になっていると思います。
ですから、第三者的な視点でサクサクと問題を解決できるように、直接、専門機関に頼れる体制を作ることで、子どもたちも安心できる、先生も自分の本来の業務に集中できる、オールオッケーです。
ざっくりこんな感じでどうでしょう
細かいことを考えていけば、まだまだありますが、今回はこれくらいで。
学校はどんどん新しいことを取り入れて、変化していければいいと思います。
あなたの理想の学校はどんな感じですか?
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