コープ自然派アンバサダーに選ばれたよ!

十勝放牧農場 石黒農場の牛

今年2018年初めての取り組み「コープ自然派アンバサダー」に選んでいただきましたゆうこです。

コープ自然派について発信していることを見てくれたようです。

コープ自然派をおすすめする理由~私がコープ自然派に入会したきっかけとは?~

11月15~17日に北海道へ行き、生産者さんの取り組みを5感をフル活用して、見てきました!

コープ自然派アンバサダーが実際どんな活動かご紹介しますね。

コープ自然派アンバサダーとは

まず、コープ自然派のちらしでアンバサダーの募集がありました。

コープ自然派アンバサダーになると、北海道に行けて生産者の方などに会うことができていろいろ勉強できるらしい!

私のこのブログ「自然派らいふ」でよつ葉生産者指定ノンホモ牛乳のことなどを書いていることから、生産者さんからどんなお話が聞けるんだろう?と興味をもちました。

実際に生産者さんのお話を聞くことで、もっと深く商品のことを伝えることができる!

という思いから、コープ自然派アンバサダーへの思いを書いて応募しました。

一ヶ月ほどたって、担当者の方から「コープ自然派アンバサダーに当選されました!」とお電話をいただきました!

コープ自然派アンバサダー募集のちらし

香川県では私1名でした。

たくさんの方が応募されたようです。

四国からは愛媛と徳島の方が一人ずつ、高知は二人選ばれたようです。

あとは兵庫、大阪、奈良、和歌山、京都で全員で30名ほど。

兵庫は会員数が一番多いとあって、アンバサダーさんの数も一番多かったです。

北海道ツアーに参加したのは、

  • コープ自然派の事務局の方々
  • コープ自然派の理事をされている方々
  • コープ自然派アンバサダー

で、総勢50名~60名の団体で添乗員さんが同行して下さり、バスで食べるお弁当の手配やいろいろな段取りをしてくれていました。

コープ自然派アンバサダーの目的

コープ自然派アンバサダーの目的は以下の通りです。

コープ自然派アンバサダーの目的

  • 北海道胆振東部地震に対するお見舞い
  • 産地と組合員の結びつきを強め、コープ自然派への確信を深める
  • 生産者の苦労や課題を理解し、各会員生協へ持ち帰り伝える

ということを目的にしています。

北海道胆振東部地震が起きる前から計画されていたアンバサダーの取り組みですが、今回被害を受けた農家さんもいらっしゃるためお見舞いの気持ちも込めて訪問させていただきました。

コープ自然派アンバサダーの役割

コープ自然派アンバサダーの役割は何かというと、

  • 視察状況の情報発信(ツアー参加時SNSなどで随時)
  • コープ自然派の取り組みの情報発信
  • ツアー終了後の報告会への参加

つまり、産地を訪問し、生産者さんに直接想いを伝えたり、よつ葉乳業のとの取組や意義を実感・体験し、そのことをどんどん発信しましょう!!ということです。

コープ自然派の取り組みをSNSやブログで発信してほしい!ということですね。

近年のSNSでの影響力の大きさに注目した、いい企画だな~と思います。

 

SNSで発信する際には指定ハッシュタグを必ずつけること

【指定ハッシュタグ】

#アンバサダー#コープ自然派#コープ自然派〇〇(〇〇は生協名)#オーガニック など各自の判断でつけてもOK!

 

コープ自然派 北海道産地ツアー

今回はコープ自然派の生産者さんが多い北海道へ行ってきました!

実際北海道でどんなスケジュールだったかお伝えします。

コープ自然派 北海道ツアーの日程

2018年11月15日(木)~11月17日(土)2泊3日

第一日目:11月15日(木)

各空港から新千歳空港へ

7:35 高松空港(私の場合)

12:30 新千歳空港 バス乗り場集合※事前に各自で昼食

13:30 グループ①北海道ぎょれん(自然派Style鮭フレーク)小樽市銭函へ

グループ②丸高水産(自然派Styleスモークサーモン)札幌市西区へ

17:30 宿泊先到着(十勝川温泉第一ホテル)

18:00~21:00 アンバサダー交流会+グループワーク

第二日目:11月16日(金)

8:30~10:00 アニマルウェルフェア勉強会(帯広畜産大学瀬尾先生)

10:15~11:15 バス移動

11:00~14:00 忠類農協アニマルウェルフェア生産者見学(途中で昼食・お弁当)

14:00~15:00 バス移動

15:00~16:00 鹿追生産者見学(下山農場)

17:15     宿泊先着(1日目と同じ宿泊先)

18:00~21:00 生産者交流会+グループワーク

第三日目:11月17日(土)

8:30 宿泊先出発

11:00~12:00 北海道有機農業(小路さん)

12:00~12:45 昼食(お弁当)

12:45~14:30 グループワーク

15:15 新千歳空港着

18:00前後 新千歳発

こういう日程になっています。

交通費(航空券、北海道での移動バス代)と宿泊費はコープ自然派のほうで出してくれます。

昼食(お弁当代各800円)夜の生産者さんとの交流会代(各3000円)は自費です。

コープ自然派アンバサダーへの思い

コープ自然派の生産者さんを訪問し、話を伺うのはとても興味深く貴重な体験と思い、今回応募させていただきました。

生産者さんの思いを聞いたり、実際の様子を見たりしたことをブログでお伝えできればコープ自然派商品をもっと身近に感じられるかなと。

アンバサダーに応募したあとに北海道胆振東部地震があったのですが、北海道には過去4回北海道旅行した経験から、何か私にできることはないか・・・と思っていたところでした。

北海道は個人的にもご縁のある場所なので早く復興してほしい・・・。

まずは、今回の体験をブログやSNSなどで随時発信できたらと思っています。

コープ自然派アンバサダーの活動報告

コープ自然派アンバサダーの活動を報告したいと思います。

1日目 丸高水産(スモークサーモン)見学

お昼すぎに新千歳空港で各地域のコープ自然派の方々と合流して、グループに分かれ見学先へ。

私は自然派Styleスモークサーモンの丸高水産を見学させてもらうことに。

今回は特別にコープ自然派アンバサダーのためにサーモンをスモークしているところを見せてくれました!

丸高水産 サーモンをスモークしているところ

ん~スモークのいい香り(*^^*)

テンション↑アップ!!

24時間スモークするとおっしゃっていました。

スモークのためのチップも北海道産のナラ材を使っているとのこと。

塩の加減が肝心で、身が薄いところは少なく振り、厚いところは多めに振っているらしく、工場でも4人の塩振り専門の方がおられるようです。

また、コープ自然派のスモークサーモンは酸化防止剤の(ビタミンC)も使っておらず、無添加とのこと。

つまり、他の業者さんに卸す商品は添加物が入っているということ。

さすがコープ自然派ですね!

スモークサーモンの加工場の様子です。

丸高水産 スモークサーモン加工場

おせちになる、玉ねぎのマリネとスモークサーモンをパッケージしているところ。

丸高水産 サーモン加工場

3D凍結機のお話もして下さいました。

丸高水産3D凍結機

中はこんな感じ。

丸高水産3D凍結機の中

中のファンが霧を対流させ、凍らせるようです。

普通に凍らせたものと比べ、ドリップが出ず、解凍品とは思えない加工したての状態で解凍できるそうです。

恐るべし、3D凍結機。

六花亭や北菓楼でも、お菓子の冷凍で使われているそうです。

見学のあとは、試食をさせて頂きました!

丸高水産スモークサーモンとヒラメの握り寿司

スモークサーモンとひらめの握り寿司です!

ううっまた食べたくなりました・・・。

これも3D凍結されたものらしいですが、ドリップが出ず、べちょべちょしてなくて身がふわっとしてる感じでした。

まさに作りたてのスモークサーモンのお寿司。

スモークの香りがたまらないサーモンでした。

それと、こちらはにしんスモーク

丸高水産 にしんのスモーク生ハム造り

これが、ものすご~くおいしい!!!!!

深い旨みがある感じ。

皆、感激していました。

松高水産 にしんのスモーク

これも、北海道産のにしん。

北海道産のにしんスモーク丸高水産 

材料は、鰊(北海道産)と塩のみの、超シンプルな商品。

なのに、すごい旨味があります・・・。

ビールのおつまみにもいい感じがします♪

コープ自然派でも商品化されるとおっしゃっていたので、楽しみに待つことにします(*^^*)

試食のあとは、北海道の漁業のお話をお聞きしました。

漁獲量がどんどん減少している中、頑張っているということでした。

そして人員確保も難しく、今ではベトナム人の女の子たちが14人来て働いているそうです。

いろいろな人たちの手があり、あのスモークサーモンが食べられるんだなぁと、知ることで商品に対する愛着度が変わってきます。

無添加国産サーモン、またカタログで見つけてみてくださいね!

2日目

2日目はアニマルウェルフェアについての勉強会があり、その後はグループに分かれ4つの放牧農場を見学し、最後に1つの農場を訪問させていただきました。

アニマルウェルフェアの勉強会

8時30分~アニマルウェルフェアの勉強会がホテルにて行われました。

講師は帯広畜産大学の瀬尾哲也先生でした。

コープ自然派アンバサダーアニマルウェルフェア講義

牛の一生の話、アニマルウェルフェアについて詳しく講義してくださいました。

よつ葉生産者指定ノンホモ牛乳生産者さんの農場へ

アニマルウェルフェアの講義のあと、よつ葉生産者指定ノンホモ牛乳生産者さんの農場へ見学に行きました。

大和牧場

なんだかすごい格好での見学ですが、衛生管理上農場へ菌を落とさないようにと帽子、上着、靴カバー、マスクをつけています。

ホルスタインとブラウンの掛け合わせの牛が48~49頭いました。

 

北海道忠類地区大和牧場

牛たちが寄って来ます(*^^*)

牛は本来、好奇心が強い動物だそうです。

アニマルウェルフェアの考えのもとに大切に育てられている牛たちなので、人間は怖くないと思っているんですね。

内藤牧場

内藤牧場さんでは、牛の飼料を見せてくださいました。

北海道忠類地区放牧農場 内藤牧場 牛の飼料

普段食べている牧草のほかに、飼料を与えているそうです。

飼料とは

  • Non GMO(非遺伝子組換え)輸入とうもろこし(デントコーン)
  • てんさいのしぼりかす
  • 干し草(チモシー)
  • 米ぬか

こういうものを混ぜてやっているようです。

よつ葉生産者指定ノンホモ牛乳では飼料にもちゃんと基準があるようです。

高野農場

高野農場さんでは、冬でも元気に運動できる屋根のついた運動場[パドック」を見せてもらいました。

雪が降って運動しにくくなる冬にでも、牛たちが元気に動けるように配慮されたものです。

石黒牧場

石黒牧場さんでは、牛舎の中や牧場での様子を見せていただきました。

牛の寝床には干し草が敷かれています。

北海道忠類地区石黒牧場

1頭1頭ちゃんと名前があり、寝るところが決まっていて、プレートが下がっています。

北海道忠類地区石黒牧場 牛舎プレート

わざと違う寝床に行き、餌を食べる牛もいるそうです。

十勝放牧農場 石黒農場の牛

ここの牛もすごくかわいく、寄って来ては逃げたりします(笑)

正確もいろいろで、特に好奇心の強い牛は近づいて来るとのことです。

北海道忠類地区石黒牧場見学

牛も石黒さんになついています。

夕方だったので、座り込んでいる牛が多かったかな。

鹿追地区下山農場さん

下山農場さんでは、自動搾乳機を導入して24時間搾乳し、えさやり、掃除も機械が行うとう最新のスタイルを見学させていただきました。

機械化は進んでいるんだなと感じ、同じ酪農でも人間がするか機械がするかでスタイルがだいぶ変わるんだなと思いました。

まとめ

今回コープ自然派初の試みである、コープ自然派アンバサダーに選ばれたことはうれしい反面、はじめての経験なので緊張とプレッシャーがありました。

生産者さんのお話を聞いたり、畜産大学の先生の講義を聞けたり、同じコープ自然派アンバサダーである組合員の方々、コープ自然派の関係者の方々とグループワークをして、お互いが見学をしてきたことを情報共有したりして貴重な経験をさせていただきました。

グループワークはバスの移動時間や夕食のあとに行われ、ハード感がややありました(笑)が、そんなに苦痛ではなかったのはコープ自然派の事務局の方や理事の方、アンバサダーの方々のお人柄によるものかなと思います。

全ての手はずが整っていて、各資料もしっかり用意されてすごくスムーズでした。

コープ自然派の方には、こんな学びの機会をいただき感謝しています(*^^*)

 

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