図書館ですごくいい本に出会いました!
それが岩野響さんの本、「15歳のコーヒー屋さん~発達障害のぼくができることからぼくにしかできないことへ」です。
この本に出会ったきかっけは、アルペンアウトドアーズ宇多津です。
なぜ、アルペンだったのか?ご紹介しますね!
15歳のコーヒー屋さんとの出会いのきっかけはアルペンアウトドアーズ
なぜこの本を手にとったのかというと、きっかけはアルペンアウトドアーズ宇多津に行った事です。
アルペンアウトドアーズ宇多津でコーヒーの試飲会をやっていました。
コーヒーのいい香りに誘われて、試飲させてもらいました。
するとお店のお兄さんが、
「このコーヒーは17歳で発達障害をもたれている焙煎士の方が、富士山に登って感じたことをイメージして焙煎されたんです。」と。
私は、以前教育関係の仕事をしていて発達障害をもつ子どもたちと関わった経験があったということがあり、驚いて感動・・・。
17歳の焙煎士が作った「このやまコーヒー」
「このやまコーヒー」という名前で販売されています。
・なつかしさ
・力強さ
・やさしさ
この3つのインスピレーションから、コロンビアとエチオピアの豆をブレンドした深煎りのドリップ式コーヒー。
パッケージが印象的で一度見たら忘れられないデザインです。
お話を伺っていたら、「よかったらどうぞ。」とドリップパックを一つ頂きました!
うれしかったので、つい写真をぱちり。
15歳のコーヒー屋さんどんな本?
そして、その1ヶ月後に15歳のコーヒー屋さんに出会いました。
中学校から不登校になった響さんは、家事をやりはじめ、夕飯がを作るようになりました。
そして、突然スパイスからカレーを作りたいと思ったようです。
世界中のカレーの歴史や製法を本で勉強し、スパイスにこだわってカレーを作っているうちに、カレーにインスタントコーヒーを入れるとおいしいと知った響さん。
豆から挽いたコーヒーを入れるともっとおいしいことに気づいて、それがコーヒー焙煎に興味をもつきっかけになったようです。
3人の子育てをしている私ですが、子どもの興味があることを伸ばしてやることが大切なんだな~とあらためて思います。
やりたいことができる環境を整えて響さんを支えたご家族のように、私もできる範囲でサポートしていきたいなと前向きになれる本でした。
自分の子が発達障害だと言われたら、ネガティブなことばかり考えてしまうんじゃないかと思うけどできることを伸ばすって大事な考え方だと思う。
私自身、子どものことで悩むことも多いのでこの本を読んで勇気づけられました。
子育てに悩む方、そして生き方に悩む子どもたちにもこの本を手にとってほしいなと思います。
こちらの本も岩野響くんの本です。↓15歳のコーヒー屋さんに書かれてないことも書いてあるようなので、読んでみたいなと思います。
コーヒーはぼくの杖 発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの [ 岩野響 ]
おわりに
15歳のコーヒー屋さんにめぐりあえて、うれしい気持ちになりました。
この感動を伝えたくて、書いてみました。
この本が多くの人に届いて、たくさんの人が発達障害のことを知って、みんなが生きやすい社会になりますように。